結婚のご祝儀に使ってはいけない水引はどれでしょう?

結婚のお祝いで使うと失礼にあたる水引は、A,B,Cどれでしょう?


正解は・・・

Bです! Bの”蝶結び”はとっても失礼です!

解説

Bの水引は 

蝶結び・花結び

何度でも結びなおすことができる蝶結びです。
「何度あってもよい」という意味から、一般的なご祝儀、ご挨拶やお礼などの他に、慶事などお祝い事などに使用します。

出産のお祝いなどには良く使われています。

 

この「何度あってもよい」っていうのが結婚にはNGなんです。

 

ちなみに

Aはあわじ結び

Cは結びきり

といってどちらも固く結ばれた解くのが難しい結び方です。
「繰り返すことのないように」「今回一度で終わる」という意味を持ちます。

よってAとCは結婚のお祝いに用いる水引なんです。

いままで気にせず使っていた方もいらっしゃいませんか?

 

 


水引(みずひき)について

水引とは金封などについている飾り紐です。 一度は目にした事があると思いますが、紐の色や本数、結び方にそれぞれ意味がありますので、用途と作法を間違えないように注意しましょう。


蝶結び・花結び

 

蝶結び・花結び

何度でも結びなおすことができる蝶結びです。

 

「何度あってもよい」という意味から、一般的なご祝儀、ご挨拶やお礼などの他に、慶事などお祝い事などに使用します。

 

 弔事や病気見舞いに使用すると、「不幸を重ねる」「病気を繰り返す」という意味となってしまいますので注意しましょう。

結婚のお祝いや、内祝いにも用いません。

 


結びきり

結び切り・真結び

固く結ばれた解くのが難しい結び方です。
「繰り返すことのないように」「今回一度で終わる」という意味を持ちます。
弔事、 お見舞いや快気祝い、婚礼に関しては「繰り返す」ことは良くありませんので、

この結び切りを使用します。

弔事の場合「白黒」「黄白」などの水引を使います。

 


あわじ結び

鮑結び(あわじ結び)

結びきりの一種で、二度とあってほしくないことに用いられます。水引の中で最もよく使われている結び方で、別名は「あわび結び」です。左右の輪が互いに結び合い、両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから、末永くおつき合いしたいという意味をもちます。お祝い、お悔やみともに使います。「蝶結び」と「結び切り」のどちらを使用して良いか迷った場合などに使用すると良いでしょう。


礼儀作法とは、ただ決まり事を守るということではなく「人を大切に思う心」が根本にあり、
相手を敬う気持ちから生まれたもので、先人が長い歴史をかけて培ってきた人間関係を円満にする知恵なのだそうです。 

不明なところがございましたらお気軽にお尋ねくださいね!